最期のときが来たら、まずはペットを自宅の静かな場所で安置してあげましょう。これは、火葬や葬儀を行う前の、ペットと飼い主にとっての大切なひとときであり、見送るための準備の時間になると思います。
最初に、濡れたタオルなどで体を優しく拭きます。そして、目と口をゆっくりと閉じてあげます。ペットにとって安心できる場所を考え、例えば愛用していたマットの上やゲージの中などに置いてあげるのが良いかもしれません。また、なるべく日差しの当たらない涼しい場所を選びましょう。
そして、ドライアイスや保冷剤などを体の周りに5、6箇所置いてあげます。もし、冷やすものがあまりない場合は、頭とお腹だけでも大丈夫。
その後、周りに好きだったおもちゃ、食べ物、写真や手紙、お花などを置いてあげて、ときどきいつものように話しかけてあげると良いかもしれませんね。
また、体から体液が出ることもあります。これは、人間の場合と同様で、ごく自然なこと。濡れタオルなどで優しく拭いてあげてください。ここまでの安置の流れを、最後のお世話として心を込めて行うことがペットにとっても供養になると思いますし、飼い主にとっても悔いのない見送りになるのではないでしょうか。
自宅で安置して周りに置いてあげた思い出の品々、火葬するときには一緒に棺に入れてあげたい…と願うのが飼い主の心情ですよね。しかし、葬儀社によっては一緒に火葬できないものがあるので、注意しておきましょう。
業者それぞれで決められているので、事前にきちんと確認を。紙・布・プラスチックなど、一緒に入れても可能な素材を細かく聞いておいたほうがいいと思います。