私たちにとって、ペットはとても大きな存在です。家族の話題の中心になり、ときには潤滑油のような役割も果たしてくれます。ある人には、大切な家族であり、友人であり、自分の子どもであり…。そんな存在を失ってしまったら、心身のバランスを崩してしまうのもわかりますよね。
「ペットロス症候群」という言葉、最近はよく耳にします。ペットの喪失体験を機に、心身に異変が起こってしまうことを意味します。日本でも、ペットブームの影響で、近年この言葉が浸透するようになったそうです。
症状は、人によってさまざま。代表的な症状としては…
こういった心身の症状は、“うつ病”に近い症状だと言われています。これを放っておくと、さらに悪化することもあるので、早めに専門医に診てもらうか、専門家のカウンセリングを受けることが必要です。
覚悟はしていても、いざ死に直面したときのショックはあまりにも大きいものです。時が経てば立ち直ることができる場合もありますが、死別したときの精神状態や生活環境、関係性によっては、心身のバランスを大きく崩すこともあります。誰もがペットロスに陥る可能性があるのです。
これをすれば防げる、という方法はなかなかないと思います。しかし、いろいろな人の体験や情報などを元にすると、以下の2点が予防策として挙げられました。
すでに、自分や家族がペットロスにかかってしまったらどうするか。大切なのは、周囲の理解だといいます。「ペットが死んだくらいで…」などと言われたらさらに辛くなってしまいます。また、慰めや励ましも逆効果となる場合があります。そっと見守って、話を聞いてあげましょう。
私自身はショックから立ち直れないとき、同じ経験を持つ友人などに話を聞いてもらいました。「私と同じように、みんな辛い思いをしていたんだ」と感じることで、少し心が落ち着いたのを覚えています。